東大に受かるに特別な能力は必要ない!!?

大阪で移動型学習塾をやっています学習塾"ボタニカ"と申します。
こちらの記事では、受験生の悩み相談や受験の情報発信していきます。
何か学生さんや保護者の方のヒントになればと思います。
前回の記事で”平均的な知能指数が有れば東大狙える”と書きました。
これは入試の形式が誰でも合格点が取れるような仕組みなんですよ!という話なのですが、、、
当塾は中学生向けのサービスが多いので、最終的には広い年齢の方に役立つ内容にしたいと思います。
結果の部分が大切なので最後までお付き合い頂けたら幸いです。


東大入試は、センター試験(2021年からは大学入学共通テスト)と二次試験という二つの試験を受けないといけない。
センター試験は大まかに決まった内容の問題が出題される、しかもマーク式なので記述力も必要ない。
旧帝大から地方国公立、私立のセンター利用と幅広い学力の受験生が受けるので超難問は出ないのです。
つまり、得手不得手は有れど、誰でも時間をかけて学習を行えば確実に成績はあがあります。
(東大合格には9割は欲しいので高強度の努力は必要ですが。。。)
さて、
問題になるのは二次試験です。
東大の教授達が受験の為に作る問題なのでさぞ難しいのだろう。。。
そう難しいんです!
(私自身も解説を読んでも釈然としない問題が時々あります)
ここで、難しい問題なら太刀打ち出来ないと考える方が多いのですが、
この考えには一種のバイアスがかかっています。

今回の話を書く上で、何の教科が特に難しそうかと周りの人に聞いてみたところ”数学”が難しそうと返答した人が多かったので、数学で解説をしていきます。
質問なのですが、
数学のテストで難点取れたら合格出来ると思います?6割?センターと同じ9割?
実は!
文系で4割、理系で5割で合格出来るのです!
理系ですらたった半分、文系なら40点。。。。結構低くないですか?
しかも、
数学は5問なのですが、この中には真面目に受験勉強をしていたら解ける問題が2問は含まれています。残り3問が難しい。
受験生に求められている能力は5問の中から解ける2問を見つけ出す能力なのです。
つまり、
センターも二次試験も一般的な受験勉強をしっかりしてきたかを測っているのです。
言い換えれば、知能指数が必要な閃きを求められる試験ではないのです。
こう言われると東大は異次元な大学ではないことが少しわかって頂けたのではないでしょうか?

さて、話を纏めましょう。
ここまで読んでくれた中には、
私と同じ世代で”ドラゴン桜”というマンガを読んだ事がある方もいるのではないでしょうか?
私自身あのマンガを読んだのは学生時代なので記憶は曖昧ですが、同じような内容が書かれていた気がします。

今回のブログも、ドラゴン桜も、書いてある情報や手法に意味があるだけでなく”自分も努力すれば受かるかもしれない”というメッセージが含まれています。
成績がうまく上がらない生徒の問題は、大体粘り強さの不足によるものです。
その粘り強さをはっきする為には、今やっている学習の可能性を、大人が見せてあげることが有効なのです。
それを意識した声かけを子供達にしてみませんか?

では次回は、
粘り強さ=”グリット”の養い方を話していきたいと思います。

最後まで読んで頂き有り難うございました。

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