モチベーションが下がる理由は?
大阪で移動型学習塾をやっています学習塾"ボタニカ"と申します。
こちらの記事では、受験生の悩み相談や受験の情報発信していきます。
何か学生さんや保護者の方のヒントになればと思います。
前回は、志望校を下げるべきか?という質問に答えました。
今回は学習のモチベーションが下がる理由に関して書いていきたいと思います。
「学習性無力感」という言葉をご存知でしょうか?
学習性無力感とは、失敗などストレスを受けることによって何をしてもうまくいかないと諦めてしまい、学習に対してやる気をおこせない状況になる状況のことです。
前回の記事の場合、夏季休暇中に頑張って学習したにも関わらず、実力テストの結果が思わしく無く志望校を下げる提案を受けてしまった事で、努力をしても結果が伴わないのではないかという漠然とした不安感が大きくなってしまい、結果として勉強の目的を見失っていたのでしょう。
この場合は、これまでの成果と今後の計画を再度話しながら確認してあげると良いでしょう。
完璧主義が強いと学習性無力感になりやすい!?
完璧主義が強い場合、100%やりきる以外は0%と感じてしまいます。これにより多少の失敗でも強い挫折感を感じてしまい意欲を失ってしまいます。
例えば、定期的に宿題と小テストが行われるとして、1回宿題を最後まで出来なかったりテストで不満足な点数を取ってしまった場合、強い挫折感を持ってしまい、その後の宿題にも手が付けられず、結果点数が取れない。
このループから抜け出せなくパターンです。
この場合、100%では無くても自己評価を下げないようにする必要があります。
受験生へのアドバイスとしては違和感が有るかもしてませんが、ある程度のいい加減さが粘り強さになります。
2つの例に共通することですが、結果に影響を受けすぎるといけませんね。
結果は出てしまえば変えようがありません、その後に何をするのかに目を向けていきましょう。
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